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ルール

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 >>>roulebook.pdf(808kb)


■ゲーム法


200年以上の歴史を持つカーリング譲りのルールは、シンプルながらも奥が深く、チームワーク、作戦、そしてそれを実現するための技術という3つの要素が全て要求されます。
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▼1-1
1チーム3人、2チーム6人で試合を行います。
▼1-2
先攻、後攻は初回のみコイントスなどで決め、2回目以後は前回に得点をあげたチームから始めます。前回が同点であった場合、先攻、後攻の順序は前回と変わりません。
▼ 1-3
両チームのプレイヤーは交互にストーンを投げ、相手チームのストーンをはじき飛ばしたり、味方チームのストーンを援護したりして最終的に味方チームのストーンを相手チームのストーンよりもセンターサークルに近づ けることを競います。このような方法で6人全員が投げ終った後、得点を計算します。これを6回くり返し各回の得点を合計して勝敗を決めます。
▼1-4
チームメイト同士はお互いに相談しながら試合を進めることができます。
必要に応じてサークル周辺での相談も可。但し相談できるのはその試合に参加している3名のみとします。

*注釈1
旧ルールでは投げ終わったプレイヤーのみが有効エリアに行き、チームメイトにアドバイスが出来るとありますがこのルールを廃止します。但し全てのプレイヤーは常にスムースなゲーム進行に努めなければなりません。
▼1-5
チーム内での投げる順序は、毎回自由に変えることができます。
▼1-6
6回を終了して両チームの総合得点が同点であった場合、ターゲットユニ力方式で勝敗を決めます。
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ターゲットユニカ方式

 

▼2-1
先攻、後攻を新たにコイントスなどで決めます。

▼2-2
先攻チームが3投連続して投げ、その得点を計算します。得点が確定したら即ストーンを取り除きます。

▼2-3
同じく後攻チームが3投連続して投げ、その得点を計算します。

▼2-4
合計得点の多いチームの勝ちとなります。
▼2-5
得点の計算方法は、センターサークルに触れているストーンに3ポイント、セカンドサークルに触れているストーンに2ポイント、サードサークルに触れているストーンに1ポイント与えられます。

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得点の計算法 >>

ゲーム法  投球方法 >> 基本技術 >>
作戦 >> 用具 >>

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無効となるプレイ


▼3-1
ストーンを投げる際に足がスローイングエリアのラインを踏んだり、越えてしまった場合はフットフォルトとして失格となります。後方についてはスローイングエリアの延長の範囲内であれば許可されます。

く大会時フットフォルト判定の手順>
▼3-1a
明らかなフットォフルトが認められた場合チームキャプテンがレーン審判に監視要請をします。
▼3-1b
レーン審判も明らかなフットフォルトを認めた場合、大会審判長に監視要請をします。
▼3-1c
大会審判長あるいは審判長から判定を委任された者もフットフォルトを認めた場合、その投てきは失格となります。


▼3-2
投げたストーンが外周で回転している状態でガードラインを越えた場合、有効エリアにそのストーンが正常な状態で止っても無効となります。
▼3-3
ガードラインを完全に越えていないストーンは無効となります。但し他のストーンにあたってガードライン上に止ったストーンは有効です。
▼3-4
バックライン、サイドラインから完全に外れたストーンは無効となります。
▼3-5
他のストーンに乗り上げてしまったり、横転してしまったストーンは無条件で無効となり、直ちに取り除かれます。
▼3-6
有効エリア内にあり且つサークルに触れていない先攻の第1投目ストーンを後攻の第1投目ストーンが当てて有効エリア外にはじき出した場合、後攻の第1投目ストーンが失格となり直ちに取り除かれ、先攻の第1投目ストーンは元の位置に戻されます。

*注釈1
アドバンテージルールは適用されません。
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無効となったストーンの処罰


▼4-1
ストーンが無効になったときは直ちに取り除きます。無効となったストーンによって他のストーンが動かされた場合はアドバンテージルールを適用します。つまりストーンが動かされた後の状態を相手チームが判断し、そのままの状態で続行するか初めからその回をやり直すか決めることが出来ます。

*注釈1
旧ルールでは無効となったストーンによって移動させられたストーンは元の位置に戻すとありますが、このルールを廃止します。
*注釈2
無効となったストーンによって他のストーンが動かされなかった場合は、アドバンテージルールは適用されません。


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その他のルール

 

▼5-1
後攻チームのプレイヤーが誤ってその回の第1投目ストーンを投げた場合は、そのまま後攻、先攻が入れ替わった状態で最後までゲームを進め、その回の得点を決めてください。次の回の先攻、後攻は同点の場合も今回入れ替った後の順序をもとに決めてください。
▼5-2
同じチームのプレイヤーが連続してストーンを投げてしまった場合、2投目のストーンを無効とし即座に取り除きます。無効となったストーンによって他のストーンが動かされた場合はアドパンテージルールを適用します。

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レーン審判は通常、相互におこなうものとし次の役割を果たします。


▼6-1
レーン審判は試合の進行および判定を行います。
▼6-2
判定にあたっては両チームの合意を得た上で行います。
▼6-3
大会時において判定が困難な場合には審判長あるいは審判長から判定を委任された者の判定に委ねます。

令和元年5月から以下の項目が追加あるいは改定されています。

 

理念と方針 

ユニカールは自由と寛容の国、スウェーデンで生まれたスポーツです。楽しむことを一番の目的として、ゲームを行う上で支障のない細かい取り決めは作らない方針で臨んでいます。 その反面、フェアプレイに逸脱した行為に対しては厳しく対処する方針です。またチーム全体で注意していれば防げる行為あるいは反則を犯した後の処理が困難な行為に対して厳しい罰則が伴うルールを設けています。

 

3-1 “失格”⇒ “反則”
注釈1ストーンが手から離れた後にスローイングエリアから足が出てもフットフォルトにはなりません。

 

3-1a 明らかなフットフォルトが認められた場合チームキャプテンがレーン審判に監視要請をします。チームキャプテンからの要請がなくてもレーン審判がフットフォルトを確認した場合 注意した上、監視体制に入ります。

 

3-1b レーン審判による監視体制の後、再度フットフォルトが認められた場合大会審判長に監視要請をします。

 

3-1c大会審判長あるいは審判長代理がフットフォルトを認めた場合、その投てきは反則となり、投げたストーンは無効となります。

 

3-2 投げたストーンが外周で回転している状態または取手とスライドプレートで縦に回転している状態でガードラインを超えた場合、有効エリアにそのストーンが正常な状態で止まっても無効 となります。

 

3-6 “失格”⇒“反則”

 

4-1 無効となったストーンによって他のストーンが動かされた場合はアドバンテージルールを適 用します。つまりストーンが動かされた後の状態を相手チームが判断し、そのままの状態で続 行するかその回を後攻権を得た上で初めからやり直すか決めることが出来ます。

 

4-1

注釈3プレーが続行された場合の投げる順序は無効となったストーンを除外視して先攻、後攻とも本来の順序に従ってください。

 

5-3 ゲーム途中で相手チームのストーンを間違えて投げた場合、反則をしたチームにはその回を3−0とする罰則が科されます。

 

5-4 アドバンテージルールが適用されるケースで被害を受けたチームが方針を決定する前に無効ストーンにより動かされたストーンを動かした場合、反則をしたチームにはその回を3−0とする罰則が科されます。

 

5-5 全員が投げ終わったあとレーン審判あるいは両チームが点数を確認する前にストーンを動かした場合、反則をしたチームにはその回を3−0とする罰則が科されます。

 

 

6レーン審判関連のとりきめ

6-4 無効ストーンにより動かされたストーンを被害を受けたチームが方針を決定する前にレーン審判が誤って動かした場合はレーン審判が動かす前の状態にレーン審判の判断で戻す。

 

6-5 試合途中にラインに入っているか否かの判定はレーン審判が行ってよいがストーンの遠近の判定はしない。

 

8マナー関連の基本方針

8-1 青と黄色のストーンを置くサイドは定められていません。

8-2 投げる際にチーム内のストーンを取る順序は決められていません。

8-3 投げ終わったストーンを元の位置へ戻す時、お互いに相手チームのストーンを持ち帰ってもよい。

8-4 マット上を不必要に歩いてはいけません。但し点数の確認やストーンを取る時など必要な場合はその限りではありません。

8-5 対戦相手や観戦者に注意したり話し合いをする時は紳士的な態度で臨みましょう。



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